フリーランスがバーチャルオフィスを利用するメリットとデメリットって何?
仕事の内容によるけど、自宅では難しいサービスを利用できるよ。
住所貸し以外にもフリーランス向けのサービスってあるの?
法人登記や郵便物転送、電話転送、各種代行など便利なものが多いよ。
近年のバーチャルオフィスは、住所貸し以外にも仕事に役立つコンテンツが豊富で、そちら目当てに利用するフリーランスも増えています。
一方で、デメリットを指摘する口コミもあります。
この記事では、バーチャルオフィスのメリットとデメリットを紹介します。
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バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスは、都市の一等地の住所を提供しているサービスです。
リアル事務所を構えなくてもブランド力のある住所を利用でき、事業に役立つ各種サービスも充実しているため、フリーランス(個人事業主)やスタートアップ法人の利用が伸び続けています。
人気のバーチャルオフィスは次のとおりです。
- バーチャルオフィスおすすめ比較ランキング12社
- GMOオフィスサポートの評判と口コミ
- DMMバーチャルオフィスの評判と口コミ
- レゾナンスバーチャルオフィスの評判と口コミ
- NAWABARIの評判と口コミ
- Karigoの評判と口コミ
- 和文化推進協会の評判と口コミ
- Regusの評判と口コミ
一方で、利用して初めて分かるデメリットを指摘する口コミも増えています。
利用しないと分かりにくいものなんだ…
利用者の口コミを見ておけば、事前にデメリットを把握しておけるよ。
バーチャルオフィスのメリット
バーチャルオフィスのメリットは、次のとおりです。
- 一等地の住所を低コストで利用できる
- オプション・サービスが便利
- サポートが充実
バーチャルオフィスのメリット①:一等地の住所を利用できる
バーチャルオフィス最大のメリットは、リアル事務所を準備しなくても一等地の住所を利用できることです。
例えば、次のような住所を利用できます。
- 東京都
-
- 渋谷区道玄坂
- 新宿区西新宿
- 中央区銀座
- 港区南青山
- 千代田区神田和泉町
- 神奈川県
-
- 横浜市西区浅間町
- 愛知県
-
- 名古屋市中村区
- 大阪府
-
- 大阪市北区梅田
- 福岡県
-
- 福岡市博多区博多駅前
- 福岡市中央区天神
いずれも東京都や全国各地の一等地の住所ばかりで、事務所を借りると月数十万円から数百万円もあり得ます。
バーチャルオフィスなら月額1000円未満でこれらの住所を利用でき、事業用ホームページに掲載したり、法人登記に使ったりすることも可能です。
メディア運営やECショップだと、住所のブランド力って大事だからね。
フリーランスが一等地に事務所を構えるのは難しいけど、バーチャルオフィスなら最短即日から低価格で利用できるよ。
例えば、渋谷区道玄坂にあるビルをテナント利用すると、坪単価25000円くらいかかります。
25坪で月50万円、50坪になると月100万円です。
しかし、GMOオフィスサポートのバーチャルオフィスなら月額660円から利用することができます。
バーチャルオフィスのメリット②:オプション・サービスが便利
バーチャルオフィスは住所貸し以外にもオプションやサービスが充実しています。
例えば、DMMバーチャルオフィスのビジネスプランの場合、次のサービスが利用できます。
- Webサイトへの住所掲載
- 法人登記
- 特商法表記
- 1屋号まで無料
- 郵便物転送(週1)
- 到着物荷物の写真通知
- らくらくHP作成
- AI秘書自動応答サービス
- 宛名追加
初期費用5000円と保証料5500円はかかりますが、その後は月2530円からの低価格で利用可能です。
リアル事務所をテナント利用する場合、賃料だけで莫大な費用がかかりますし、上記のようなサービスは付属しません。
お金を出せば対応してくれるオフィスもありますが、バーチャルオフィスとはけた違いの費用がかかります。
契約するまでのハードルも相当高いしね…
バーチャルオフィスなら最短即日で契約が完了するよ。
他にも、電話番号貸出しや電話転送、電話代行などを利用できるところも珍しくありません。
貸会議室や共有スペースなどリアルで利用できる場所を借りる有料オプションもあります。
フリーランス(個人事業主)が必要なサービスはほぼ揃っており、バーチャルオフィスを利用して初めて「こんな便利なサービスがあったのか。」と気づくこともあるぐらいです。
バーチャルオフィスのメリット③:サポートが充実
フリーランスや法人スタートアップ向けのサポートも充実しています。
- 銀行紹介
- 登記代行
- 補助金/助成金の情報
- ビジネス支援
これらはほんの一例ですが、ビジネスを軌道に乗せるお手伝いから資金繰りまで幅広いサポートを利用できます。
フリーランスでも簡単に銀行口座を開設できたり、全く知らなかった補助金情報を教えてもらえたりと、メリットが大きいサポートばかりです。
銀行紹介で簡単に口座開設できたときは本当にびっくりしたな~。
フリーランスだと口座開設のハードルが高いもんね。
バーチャルオフィスのデメリット
バーチャルオフィスのデメリットは、次のとおりです。
- 別に事務所が必要
- 取引先の信用が下がる
- 利用できない業種がある
バーチャルオフィスのデメリット①:別に事務所が必要
バーチャルオフィスは一等地の住所を借りるサービスなので、作業スペースは別に準備しなければなりません。
フリーランスの場合、自宅、カフェ、賃貸オフィスなどが選択肢になりますが、いずれにせよ、バーチャルオフィス以外の場所が必要です。
有料オプションで会議室やスペースを貸してくれるところもありますが、利用するたびに料金がかかるので費用がかさみます。
当たり前だけど、実際に場所を借りるわけじゃないもんね…
ECショップ、メディア運営者、Webライター、ユーチューバーなどは自宅で仕事ができるけど、業種によっては別に場所が必要になることはあるね。
別に事務所が必要バーチャルオフィスのデメリット②:取引先の信用が下がる
残念ながら、バーチャルオフィスの利用者を敬遠する取引先というのは確かに存在します。
私自身に経験はないのですが、知人のフリーランスの話では「身の丈に合っていない」、「信用を損ねる行為だ」と露骨に嫌悪感を占めすところもあるようです。
ごく一部なので過剰に心配することはありませんが、意識はしておいた方がよいでしょう。
そもそもバレるものなの?
事業規模や運営実績と住所のブランド力のギャップを怪しいと感じて調べる人はいるみたいだね。
バーチャルオフィスのデメリット③:利用できない業種がある
一部の士業は、バーチャルオフィスを利用できません。
具体的には、次の士業です。
- 弁護士
- 司法書士
- 行政書士
- 社会保険労務士(社労士)
- 税理士
例えば、弁護士については、東京弁護士会が公表している「独立開業マニュアル」に次のような記載があります。
事務所の実態を伴わない形態いわゆる「バーチャルオフィス」については、弁護士法20条の事務所設置義務に抵触するため認められないとの考えが大勢である。
東京弁護士会
他の士業の事務所に関する基準にも似た記載があり、バーチャルオフィスの利用は認められていません。
利用の余地が全くないの?
最終的には所属する業界団体の判断になるから、どうしても利用したいなら直に確認した方が良いよ。
バーチャルオフィスがおすすめな人
メリットとデメリットを踏まえてバーチャルオフィスをおすすめできるのは、次のような人です。
- Webライター
- フリーエンジニア
- メディア運営者
- ECショップ運営者など
一方で、弁護士などの士業については事務所の要件を満たしていないため、おすすめはできません。
バーチャルオフィスのメリットとデメリットまとめ
バーチャルオフィスのメリットとデメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
一等地の住所を低コストで利用できる オプション・サービスが便利 サポートが充実 | 別に事務所が必要 取引先の信用が下がる 利用できない業種がある |
多くの業種のフリーランス(個人事業主)にとってメリットが多く、オプションやサポートをうまく利用すれば事業拡大やステップアップにつながります。
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